

益子林業のブログ
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もくもくまつり2025 2025.10.20
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とちぎ八溝杉を製材・販売する益子林業です。
昨日(10/19)、鹿沼市花木センターにて「もくもくまつり2025~あつまれ!!とちぎ木育の森~」と題して、栃木県木材業共同組合連合会(木協連)主催のイベントが開催されました。
栃木県内の木材業者の大半はこの木協連に加盟しており、国や県の補助金なども、この木協連が窓口になることが多い木材業界最大の組織です。
毎年10月に開催されるイベントで過去には「ろまんちっく村」や「県庁前広場」の会場をお借りして行ってまいりましたが、ここ近年は鹿沼市花木センターをお借りしております。








参加団体は、森林管理署(農林省の組織)、栃木県環境森林部、栃木県森林組合連合会などの公的な機関もあれば、個々の材木店や工務店の出展もあります。益子林業は、木協連北那須支部の一員として参加しました。



北那須支部では「木のスマートボール」を楽しんて頂きました。
参加費は無料で、1万円分のお菓子を景品として用意しました。このスマートボールは畳3畳分の大きさがあり、6つのパーツに分解出来る構造になっています。
今回は一人3球のチャレンジが出来て、1球でも穴に入れることが出来れば景品をGET出来るルールで開催しました。小学2年生以上はスティックで木のボールを打ち、小学1年生以下のお子さんは手で投げることができるようにしました。小さいお子さんにとって、スティックでボールを打つのは、とっても難しいのです。
食事の時間もままならない程の人気コーナーで、9:30の開場から3:30の終了まで長蛇の列を作って沢山のお子さんがチャレンジしてくれました。お菓子が欲しくて参加するお子さんもいれば、単にスマートボールを楽しんで穴に入ると飛び跳ねて喜んだり、ガッツポーズをするお子さんもいて、普段は小さなお子さんと接することが殆どないので、私もとっても楽しませてもらいました。お陰様で240個ほど用意したお菓子が終了時間より前に無くなってしまいました。
栃木県の杉、桧はとっても品質が高く、東日本随一として評価されています。原木の品質も然ることながら、製材工場のレベルも高いのが高評価を頂いている理由です。食べ物と違い、木材は殆どの人が自宅を新築するときに初めて興味を示します。中には興味を示さない方もいらっしゃいます。そんな木材ですが、実は身近なところに多く使われていて、しかも自分が住んでいる栃木県産材が東日本随一の良材であることを知って頂くためのイベントです。
木材の見極め方に付いては、過去のブログ(丸太の見極め方 https://www.masirin.com/blog20250528.html)をご覧ください。
受付の発表では約2,000人の来場者があったそうです。一団体でのイベントとしては大盛況だったのではないかと思います。関東で家を建てるなら、栃木県で家を建てるなら、国産材で家を建てるなら、とちぎ材を使って頂ければ幸いです。
栃木県産出材を利用することで、住宅や非住宅に補助金も充実していますので、建築家の皆様も是非ご検討ください。










