

益子林業のブログ
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赤の外壁材を作る理由@ 2025.06.03
- 弊社では、杉赤の外壁材のご注文をよく頂きます。理由は杉の赤身は耐久性が高いからです。
ここで、知っておいていただきたいのは白太と赤身がある杉の丸太から赤の板を取るときの歩留まりについてです。
その前に、”赤”とは混じりけの無い赤身だということを確認させて下さい。- まだまだいい加減な木材業界では市場や問屋に”赤”と注文すると、8割〜9割赤身の板がくる場合があります。
注文したものに白太が混じっていいたことに気づいて、その時に交換を要求しても納期に1月もかかるとなると現場は打撃を受けますので、結局は泣き寝入りするしかなくなります。- このことを知ってか知らずか注文と違う製品を納品する製材所や問屋は少なからず存在します。
十分にご注意ください。
ちなみに弊社ではこの8割〜9割赤身の板を”赤勝”と呼んでいます。もちろん赤と赤勝ちではその価値は違います。 -